齋藤裕(埼玉・埼玉栄中3年)が終盤抜け出してイーブンパー72で1位となり、東日本決勝大会(4月16、17日、茨城・美浦GC)に進んだ。

混戦模様だったが、終盤に入って16番で2メートルにつけるバーディー。最終18番パー5では2オン狙いでグリーン手前まで運び、1メートルにつけてバーディーとし、イーブンパーに戻した。

「前半はしっちゃかめっちゃかでした。5番でボギーを打ったのをズルズルとひきずってしまった。気持ちの切り替えがうまくできなくて、3ホール連続ボギーにしたのがもったいなかった」と振り返る。後半は「アイアンがグリーンに乗るようになって、ピンの周りに集ってくれた」と、自分を取り戻した。

春の全国高校選手権の予選で落ちるなど調子を落としていた。脇にタオルを挟んでスイング練習をするなど修正をして臨んだ今回の予選で、結果が出たのは自信になる。決勝大会に向け「ショートゲームを重点的にやっていきたい」と意気込んだ。