国内男子ツアーの関西オープンが14日、兵庫・よみうりCC(7180ヤード、パー71)で開幕する。

石川遼(30=CASIO)は13日、コースで調整。プロデビューする弟航(22)について「(プロ転向は)本人の中での1つの決断。ビックリはしました。結果はわからないけど、心配はしていません。静かに見守りたいです」と心境を明かした。

超有名プロの兄の後を追い、弟がプロの世界に飛び込んだ-。そういう状況を「世間的には珍しいでしょうけど、僕の中では普通というか。僕は父がゴルフをしていて、ゴルフをして、弟は僕を見てゴルフを始めた。その関係性は昔からずっと一緒なんで」と説明した。

一方、自分のゴルフについては、まず開催コースのグリーンコンディションを絶賛した。「ここまで仕上がっていて、硬いのはすごく貴重。難しいけど、断然おもしろい」。ティーショットでプレッシャーのかかるホールも多く、ドライバーを握るのは全体の「2、3割」という。仮にアンダーパーラウンドを4日間続ければ「そうなれば、だいぶんいいんじゃないですか?」と話した。