56位から出た古江彩佳は、3バーディー、2ボギーの70で回り、通算1オーバー、285として49位で大会を終えた。

前日スコアを落とした前半は、2番パー4で第2打をピン右3メートルにつけバーディー。4番パー4でボギーをたたいたが、7番パー5では第3打をピン3メートルにつけバーディー。9番パー4では下りのロングパットを読み切って沈め3つ目のバーディー。スコアを2つ伸ばし、34のイーブンまで戻して折り返した。

後半は前日同様耐えるゴルフとなった。10番からパーを続けたが、17番パー3でティーショットをグリーン奥のペナルティーエリアに打ち込みボギー。狭いながら強い風と小さくて硬いグリーンに対し果敢に挑み、最後はスコアを1つ伸ばして終えた。

「今日は本当にいいゴルフが全体的にできていたので、気楽に回れたかなと思います。(大会を振り返って)そんなに自分のゴルフとしても悪すぎはしなかったと思うので、このゴルフをまた続けていければ」と話した。

米ツアー参戦7戦すべてで予選通過し、初めて体験するコースで安定した力を発揮している。後半戦の出場権を決めるCMEランキングでも49位と、80位以内で与えられる出場権はほぼ確定。「最初は本当に自分のゴルフがなかなかできなくて、ここ2戦ぐらいでやっと自分のスイングだったりというところでつかめたかなというところがあるので。予選落ちがないのはすごくうれしいですし、今後も予選通過しながらもっと上位をねらっていけるように頑張りたい」と前向きに話していた。

【スコア】パロスバーデス選手権最終成績>>