レギュラーツアーでは唯一の日本人レフティー、細野勇策(19)が、今季3戦目となるダイヤモンド・カップ(茨城・大洗GC)で2度目の予選通過を目指す。先月のISPSハンダ欧州・日本トーナメントで、第2日に62のベストスコアをマークし、初の予選通過。日本人では珍しいレフティーということで注目された。大会前日の11日は練習ラウンドでアウトを回りコースの感触を確かめた。

「難しい。自分としては得意でないコース。ちょっとしたミスが許されない。一昨日と今日の練習をしっかり生かしてプレーしたい」と話した。

2戦目にして初めて予選を通過したISPSハンダ欧州・日本トーナメントでは16位に入り、初めての賞金もゲット。その後、地元の山口に帰り、この大会に向けて調整を行ってきた。「練習しているゴルフ場では、すごく多くの方に話し掛けていただいたし、ダイヤモンド・カップ頑張ってね、と励まされた」という。またレフティーということにも「すごい目立っているんだと認識させられた」と、あらためて自分の活躍による反響の大きさも確認した。

今大会に向け「目標はトップ10以内。優勝するチャンスもゼロだとは思っていないので、頑張っていきたい」と話していた。