アマチュアでツアー2勝目を目指す中島啓太(21=日体大4年)が、4バーディー、1ボギーの67で回り、3アンダーで終了時点で首位と1打差の5位と好発進した。

10番からスタートし、前半は8番パー3でのボギーが1つ。しかし、後半は1番パー4で7メートルのパットを決めてバーディーを奪うと、4番パー3で4メートル、6番パー4でも4メートルの微妙なパットを決めるなど4バーディー。スコアを3つ伸ばし、上位に浮上した。

「前半は下りのパットがオーバーすることが多かったので、後半は上りのパットを残すことにスイッチし、うまくできた」と笑顔で振り返った。

同じ組で回ったタイのS・ケーオカンジャナや、3アンダーで並んだK・コボリ(ニュージーランド)は、ナショナルチームで海外の試合で戦ったことのある選手たちだった。ライバルの存在を刺激に順位を上げてきた。「アンダーパーで終われたのはうれしいが、耐えたなという感想の方が大きい。明日はまた集中してやりたい」と気を引き締めていた。