首位と8打差の13位から出た畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)は4バーディー、2ボギーの70と2つ伸ばして回り、通算8アンダー、208でホールアウトした。ホールアウト時点で7位に浮上。首位のミンジ・リー(オーストラリア)とは7打差となっている。

3番パー4で第2打をピン手前約3メートルにつけてバーディー先行。「難しい3番が取れたのは大きかった」。波に乗るかと思われたが、5番パー4は3パットでボギー。9番パー5では、バンカーからの第3打を約3メートルにつけてバーディーを取った。

11番パー4はティーショットを左に曲げたことが響きボギー。14番パー5、15番パー3と連続バーディーを決めた。「やっとパッティングを気持ちよく打つことができて、いいバーディーだったと思う」と振り返った。

途中から雨に見舞われ、難しいコンディションになった。17番パー3、18番パー4では、いずれも微妙な距離を残しつつもナイスパーセーブで終えた。「スコアボードでトップ10に入っているのを見ました。絶対のこの位置をキープして最終日に臨みたかったので、この2つは大きかった」と振り返った。

この日のプレーについては「ボールポジションなど、昨日に比べて改善できた部分が大きかった」と手応えを口にした。最終日に向けて「初日のようなゴルフできたら、まだチャンスはあるかな。最後までしっかり頑張りたい」と意気込んだ。