女子ゴルフ界の「レイチェル」こと臼井麗香(フリー)が17日、国内ツアー後半戦での巻き返しを誓った。千葉市で行われたキャロウェイゴルフ「ROGUE ST」フェアウェイウッドシリーズイベントに出席。

98年度生まれの「黄金世代」の23歳は、今季11戦中7戦予選落ちと苦しい戦いが続いているが「後半戦は形になると実感している。前半戦の悔しい思いを後半戦にぶつけて、今できるベストなことを1試合ずつ積み重ねて7月ぐらいに輝きたい」と、ツアー初優勝への決意を示した。

今季前半戦は、苦悩の日々が続いた。4月には植竹希望が黄金世代10人目となるツアー初優勝、その翌週には高橋彩華も続き、差をつけられた。先月には、昨年12月に契約したコーチとのコンビを解消するなどドタバタもあった。開幕前には「黄金世代10人目の優勝者は誰?」などと報道され、自身の名前も挙がる中で「この3カ月はもどかしい時期だった」と複雑な心境を吐露した。 

しかし、最近は気持ちも前向きになり、イメージ通りのゴルフが戻りつつある。状態も上向きで「(試合で)思ったような攻めもでき、これまでの感覚が戻ってきた。良いイメージもできているので楽しみ」と次戦を見据えた。

この日は、自身が契約するキャロウェイの5番と7番ウッドのデモンストレーションを実施。報道陣に囲まれる中、スイング軌道を入念に確認し、その真剣なまなざしは黄金世代12人目の優勝を狙っていた。

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