女子ゴルフで今季から米ツアーに本格参戦する渋野日向子(23=サントリー)が17日、ブリヂストン・レディース(19~22日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦)の練習ラウンドに臨んだ。

国内ツアー出場は昨年11月の大王製紙エリエール・レディース以来、半年ぶり。午前は上野菜々子、工藤優海と、午後は上野、青木瀬令奈と回った。

上野、工藤と楽しそうに肩を組んで歩いたり、持参したソフトキャンディー「ハイチュウ」を2人に配布。気心知れた仲間とのラウンドで、「しぶこスマイル」を連発した。一方、9番パー5で地面の球を直接ドライバーで打つ「直ドラ」も練習。青木は「雨が降る中、たくましい」と感心した。工藤は「空気感は変わらない。何かしら食べながら回っていたり(笑い)」と話した。

イベントで来場した米ツアー9勝の宮里藍さんは渋野について「調子が良さそう」との見方を示した。米ツアールーキーとしての活躍ぶりを「すごくいいスタート。コースに対応し、力を発揮する土台ができてたのでは」と高く評価した。

予選ラウンドは昨季賞金女王の稲見萌寧、前週優勝の渡辺彩香と同組と発表された。久々の“生しぶこ”のプレーに注目が集まる。【近藤由美子】