ツアー初勝利を目指す林菜乃子(25=ユピテル)が6バーディー、ボギーなしの66、6アンダーでホールアウトした。暫定で単独首位に立っている。

「このコースは距離が長い印象。飛距離が出る方ではないので、パーを拾っていってと思っていましたが、思った以上にいいゴルフができてビックリしています」と、好スコアに驚いた表情を見せた。

18年にプロテストに合格。今季11試合出場したが、半数以上の8試合が予選落ち。「調整が間に合わず、振れなくなる、打てなくなるなど、どんどん悪いイメージになってしまった」。

前々週は14位、前週は51位と予選落ちは回避できている。前々週に師匠の芹沢信雄にキャディーを務めてもらってから変わった。「どれだけ私がビビってやっているか、ずっと教えていただいた。ショットに自信がなかったが『ここでやれることの幸せをかみしめてもっとやれよ』と。『もっと覚悟を持ってやらないとだめだぞ』とコースの中で言ってもらえたことが大きい」と感謝した。

第2ラウンドに向けて「天気とか風向きで表情が変わるゴルフ場。貯金くらいの気持ちでいきたい。欲をかいたら大けがするゴルフ場なので、目の前の1打だけに集中して残り3日間やりたい」と意気込んだ。

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