今季のメジャー第2戦が開幕し、日本人初のメジャー2勝目を目指す松山英樹(30=LEXUS)は、前半9ホールを1バーディー、2ボギーの36で回り、1オーバーで後半に突入した。

現地時間午前7時38分と早いスタートで、約半数がまだスタートしていないが、前半終了時点で36位。7ホールを終えて4アンダーで首位に立つ、ロリー・マキロイ(英国)とは5打差となっている。

松山はインから出て、出だしの10番パー4をパー発進した。ティーショットをフェアウエーに運ぶと、第2打をグリーンからわずか右にこぼれた、ピンまで5・5メートルにつけた。第3打を1メートル足らずにつけてパー。その後の3ホールもパーを並べたが、14番パー3でボギーが先行した。

ティーショットはグリーンを越え、第2打を2メートルに寄せたがパーパットを外した。それでも15番パー4でバウンスバック。ピンまで141ヤード、フェアウエーからの第2打を、1・5メートルにピタリとつけて最初のバーディーを奪った。

勢いに乗りたかったが、直後の16番パー4で再びボギーが先行した。

ティーショットを右ラフに入れ、第2打をグリーン奥のバンカーに入れて3オン。3メートルのパーパットを外した。17、18番はパーとし、1つ落として折り返した。

開幕2日前の17日の練習ラウンド後に明かした、首痛を抱えてのラウンド。18日はインコースの9ホールを回った後、ショットやパット、アプローチとフルメニューの練習をこなしていた。

今大会、日本人は他に木下稜介、星野陸也、稲森佑貴、金谷拓実、香妻陣一朗の5人も出場する。

またタイガー・ウッズ(米国)は、交通事故による右脚の大ケガから復帰2戦目。昨年大会をメジャー最年長の50歳で制したフィル・ミケルソン(米国)は出場しない。