首位と7打差の7位から出たジャスティン・トーマス(29=米国)が、大逆転で17年の今大会に続くメジャー2勝目、ツアー通算15勝目を挙げた。5バーディー、2ボギーの67と3つ伸ばして正規の18ホールを回り、通算5アンダー、275でホールアウト。後続を待っていると、上位陣が軒並みスコアを落とし、2位から出たウィル・ザラトリス(米国)と並んでプレーオフに突入した。3ホールによるプレーオフを制し、歓喜の瞬間を迎えた。

松山英樹と星野陸也は、ともに通算9オーバー、289で60位となった。2位に3打差の首位から出たミト・ペレイラ(チリ)は、最終組で出て、最終18番パー4を単独首位の6アンダーで迎えたが、痛恨のダブルボギー締めで3位に後退した。自動車事故から復帰2戦目のタイガー・ウッズ(米国)は、第3ラウンドを今大会自己ワーストの79でホールアウト後、足の痛みを理由に、メジャーでは初めて棄権していた。

【スコア】全米プロ選手権最終成績>>