米女子ツアー唯一のマッチプレーに初挑戦の古江彩佳(21=富士通)は、4人総当たりの予選ラウンド第1戦に臨み、古江と同じツアールーキーのP・ルッサンブシャール(フランス)と引き分けた。

前半は2番パー4でボギーをたたき、パーだったルッサンブシャールにリードを許し、4番パー5、6番パー4と相手に取られ、一時は3UPまで差を広げられた。9番パー5でバーディーを奪い、相手の2UPで折り返した。

後半は粘りを見せ、11番パー4で再び3UPとリードを広げられたが、12番パー4でバーディーを奪い2UP。さらに13番パー3で相手がボギーをたたき、パーでしのいだ古江が1UPまで差を縮めた。迎えた最終18番パー4で、ルッサンブシャールがパーをセーブできず、第2打でピン3メートルのバーディーチャンスにつけた古江が取り追いついた。

後半に入って相手の3UPから追いついた古江は「私のキャリーではバーディーチャンスにつけられないホールが多く、相手がいいゴルフをしていたので、すごい力の差を感じながらラウンドしていた感じ」と振り返った。

同じ組のもう1試合は、C・シガンダ(スペイン)がA・イン(米国)を2UPで下した。第2戦で対戦するA・イン戦については「明日もすごい飛ばす選手が相手なので、自分のゴルフでうまく耐えながらラウンドできれば」と話していた。マッチプレーは64人が4人ずつのグループに分かれ総当たりの予選ラウンドを行い、各組1位が決勝ラウンドに進出する。