石川遼(30=CASIO)は7位をキープしたが、首位とは3打差から6打差に開き、V戦線からは後退したが、上位4人までの全英切符争奪戦には踏みとどまった。

連日の強風の中、片山、木村と同組でプレーした。アウト35、インで3ボギーが先行したが、17番パー4でバーディー。今季から9番アイアンを外して投入した異色の43度ウエッジで、ラフから残り165ヤードを3メートルにつけた。最終18番パー5も第2打をピンに寄せやすい左バンカーに運び、絶妙のアプローチで50センチにつけてバーディー。パープレーの72にまとめ、通算6アンダーで踏みとどまった。

「トップ(クウェイル)は伸ばしているけど(片山)晋呉さんらのスコアがすごく基準になります」。2位タイの8アンダーとの2打差を頭に置き、最終日を迎える。