永久シード保持者の片山晋呉(49=イーグルポイントGC)は通算7アンダー、6位だった。首位と2打差2位の最終組で回り、1バーディー、2ボギーの73。サンデーバックナインが全部パーとスコアを伸ばせなかった。

「後半にチャンス、なかったです。トップ10で十分です」。大の苦手と公言するコースで、ISPSハンダ欧州・日本5位に続き、今季2度目のトップ10を決めたことを評価した。

今季出場全6戦で予選を通過しており、ゴルフの内容を「良くなってます。プレーにストレスがないですね」と自己評価した上で「もう少しかな…」。

今後については、来年1月31日で50歳になって以降のシニアに重点を置き、米シニアツアー参戦の道を模索している。地道な体力強化で体の厚みが増してきたが「大変なのは歩くこと。年をとるって、こういうことかと最近感じます」。トレーニングメニューにランニングを加え、ゴルフ人生の充実に余念がない。

今大会、帯同キャディーに起用した新人女子プロ桑山紗月(26)については「いい経験になったでしょう。メモ、チェックの仕方とか。最終日最終組だったしね」と話した。