4人のうち3人の合計スコアで争う男子団体は、代々木(東京)がアンダー4で首位発進した。清水拳斗(2年)が全体2位の3アンダー、69にまとめてチームをけん引し、初の関東王者へ弾みをつけた。

清水は「気合」を合言葉に前半から果敢に攻めた。パー11と手堅いゴルフをしつつも、6番ホール(180ヤード)などの要所で4バーディーを奪った。後輩のプレーに刺激を受けた3年生コンビの島貫海輝登は71、昨年の個人戦覇者の吉田京介も72と奮闘して続いた。

第1日を145人中2位で回った清水は、「スコアは60台を狙っていたので(69は)最低ライン。何が良かったとかはあまりなく、コースに恵まれたのもある」と淡々と振り返った。

団体では、昨年の2位が過去最高。全国大会の常連校の精鋭たちは、全国一の前に「ぶっちぎりで優勝したい」と関東一の目標を掲げた。