渋野日向子(23=サントリー)が動物園のリフレッシュ効果で、不振から脱出する。今季メジャー3戦目の全米女子プロゴルフ選手権は23日から開幕。21日(日本時間22日)は、米メリーランド州のコングレッショナルCCで公式会見の後、プロアマ戦に参加した。ここ5戦で4戦予選落ちと不振が続いているが「メジャーということで、気持ち的にもう少し頑張らないとという気持ちになる」と話した。

男子の全米オープンが開催されていたコースに「グリーンに乗せるショットがかなり難易度が高い。距離が長いパー5でどれだけ伸ばせるか、長いパー4もどれだけ耐えられるか。パーオン率が高い人がいいかなと思いました」と話した。

この試合がシーズンの折り返しとなる。シーズンの序盤はメジャー初戦のシェブロン選手権で4位、続くロッテ選手権で2位に入るなど活躍した。しかし、その後は4月のパロスバーデス選手権から国内ツアーを含め全米女子オープンまで3戦連続予選落ち。その全米女子の後に「自分を振り返る時間も必要かな」という思いで、近くの動物園に出掛けたという。

「動物園とか行くことないので、いやしてくれました。白いキツネがめっちゃかわいかった。でもゴリラは本当に人間だなって思うなー」とリフレッシュした。今回のコースがあるメリーランド州はワシントンDCに隣接している。「今回もワシントンDCだから、ホワイトハウスに行こうかなと思っている。時間、気が向けばいきます」と話していた。