国内女子ツアーのアース・モンダミン・カップが23日、千葉・カメリアヒルズCC(6639ヤード、パー72)で開幕する。前年優勝の菊地絵理香(33=フリー)が前日22日に会見を行い、「出るからには優勝したい」と意気込んだ。

モチベーションもできた。あと約1061万円獲得すれば、生涯獲得賞金は6億円を突破する。指摘されると「考えたことがなかったが、そうなればいい。自分の1つのモチベーションにはなる。意識しながら今週は戦いたい」と話した。

今大会は国内ツアー最高額の賞金総額3億円で、優勝賞金は5400万円。優勝で一気に生涯獲得賞金は6億円に到達する。6位でも1200万円を獲得し、6億円に届くことになる。

一方で、ゴルフの状態は「全体的に良くない。ショットもパッティングも不安が多い。いいショットを打つイメージが湧かない」と不調を明かした。昨年は100ヤード以内のウエッジショットが良くなくスイングを変えようとしたが、全体的に悪くなってしまったという。「グリーン回りのアプローチもショットに意識がいき過ぎたり、練習不足もある。5月から昨年の振りに戻したが、なかなか戻りづらい状態」と説明した。

前年大会は1位を一度も譲らない完全優勝だった。「全体的にティーショットが良かった。ラフに入ってもライが悪くないところにいったのでうまくスコアが作れたし、パッティングも良かった」と振り返った。

今大会については「今週はラフが深い。ティーショットがまっすぐいけば、スコアを作れる状態。フェアウエーキープを目指したい」と攻略法を挙げた。さらに「頑張ることは苦にならない。今はもがきながらですが、やりがいは感じている。6億円も頭に入れて明日からプレーできれば」と前向きに意気込んだ。

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