第1ラウンド中、帯同していた大江順一キャディーと意見が対立してキレられ、異例のキャディー交代を申し出たプロ9年目の大西葵(27=YKK AP)は4バーディー、5ボギーの73で回り、通算6オーバー、294でホールアウトした。

この時点で34位につけている。

「4日間できて良かったという安心感がある」とホッとした表情を見せた。第1ラウンド途中から、クラブ担当の鵜野晃行氏がキャディーを務めた。よく知る間柄だけに「一緒にラインを読んでくれたりと心強かった」と振り返った。「ラインが逆を言ってくるので、それがおもしろくて笑ってできました。すごく楽しくできました」。

鵜野氏はツアーキャディー経験はあるが、約15年ぶりにキャディーを務めた。大西は“助っ人”に対して「ありがとうございました。いなかったらどうなっていたか」と感謝した。キャディーが交代したことで、その後のプレーへの影響は「ないです」ときっぱり言った。

大西によると、帯同キャディーについて、来週はもともと別のキャディーが決まっている。再来週以降は未定とした。

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