女子は清水心結(みゆ、埼玉・さいたま市立東浦和2年)が、自己ベストを2打縮める7アンダー65で優勝した。

マッチングスコアカード方式により、上位の男子17人、女子18人が全国大会個人の部(8月9、10日、栃木・ピートダイGC・VIPC)に進んだ。

清水は出だしの1~3番を3連続として勢いをつかんだ。その後は6バーディー、2ボギー。「ドライバーとパターが良かった。出だしはいつも悪いのに、今日は気持ちよく回れた」。練習パートーナーの兄、拳斗(東京・代々木2年)が5月30日の関東高校選手権東京団体予選で、自己ベストの10アンダー62をマークした同じコース。「お兄ちゃんに負けないように頑張った」。

世界ジュニアでは、2015年に6歳以下で、17年に7~8歳で2度、世界一に輝いている。現在、売り出し中の女子プロ佐藤心結と同じ名だが、世の中に知られたのは清水が先。高校を卒業する5年後にはプロの舞台での勝負が期待される。そのためには、各大会1つずつステップアップしたい。次は「8月の全国大会で優勝を狙う」。

<主催>関東高等学校・中学校ゴルフ連盟<後援>日刊スポーツ新聞社ほか<協賛>住友ゴム工業(ダンロップ)ほか