黄金世代の勝みなみ(24=明治安田生命)が今季ツアー初、通算7勝目を挙げた。2位に9打差首位から、1バーディーの71で通算22アンダー。72ホールで1つのボギーも打たず、記録の残る90年以降でツアー初の「4日間大会ノーボギーV」を遂げた。

今季、日本選手がメジャーで活躍するパターンがある。「国内V→メジャー予選通過」で、6月の全米女子オープンでは、前々週のブリヂストンレディース優勝の西郷真央が44位、前週のリゾートトラストレディース優勝の小祝さくらが20位となった。

7月エビアン選手権では前々週のニッポンハム・レディース優勝の西村優菜が15位。勝は6度目のメジャーで、過去予選通過は19年の全米女子オープン22位、同年全英女子オープン35位の2度だけ。8月4日開幕のAIG全英女子オープンに出場する勝も、今季の流れに乗り、吉兆といきたいところだ。

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