プロ9年目の堀琴音(26=ダイセル)がメジャー出場3度目で初の予選通過を確実にした。1オーバーの44位から、4バーディー、1ボギーの68をマークし、通算2アンダーと上位グループでフィニッシュした。

「気を抜いたら、すぐボギーが来るコースなんで、毎ホール、パーで“よし!”と思ってプレーした。惜しいパットもあったけど、バーディーが来てくれたんで」。

16年全米女子オープン、17年全英女子オープンは予選落ち。その後は国内でシードを落とし、どこ底を乗り越えて、メジャーにたどり着いた。コーチの森守洋氏を帯同キャディーに、この日は17番パー5で2オン2パットのバーディーを奪うなど、持ち味の安定したフェードボールがさえた。

「昨日の風がすごすぎて、今日はそよ風に感じた。予選通過が1番うれしい。以前に出たメジャーは(予選通過に)かすりもしなかった。それがいい位置で(予選通過できて)。自分でもビックリです」。笑顔をはじけさせた。

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