渋野日向子(23=サントリー)が首位と4打差7位で予選通過を決めた。6アンダーの首位から、1バーディー、3ボギーの73で通算4アンダーにスコアを落としたが、上位で残り2日に挑む。

    ◇    ◇    ◇

渋野は、首位スタートから7位に後退した1日を喜んだ。「とりあえず“4日できる”のがうれしすぎる。昨日、上(1位)にいたとて、予選落ちのことを考える自分はおったんで」。5月初旬から先週まで日米8戦で予選落ち6回。2週前のエビアン選手権は131人中126位の“最下位レベル”だった。絶不調の流れを断ちきった。

1バーディー、3ボギーの73に前向きだ。「落としておかしくないホールがたくさんあったんで、個人的にはよく耐えたラウンド」。風が吹き、硬く、傾斜の利いたグリーンはバーディーパット、パーパットとも長く残りがちだ。「2番で3メートルのパーパットを決められて、そこから良くなった」と言う。

「ゴルフは日替わりだから、と思う。自分が最近、1番感じること」。調子の善しあしを受け入れて、首位と4打差で折り返した。