3度目のメジャーで初の予選通過を果たした29位の堀琴音(26=ダイセル)は、前半を1イーグル、ノーボギーで終えて、上位進出した。

コースマネジメントがさえ、無理にピンを攻めない戦略が奏功。次々にパーオンさせていった。

思わず照れ笑いを浮かべたのは4番。ピン左からのバーディーチャンスに、ルーティンに入ると、その手にはボールなし。キャディーから受け取ってなかった事を思い出して、恥ずかしそうに笑った。

そのパットは外れたが、これでリラックスできたのか、続く5番パー5では第2打で見事なショットを放った。グリーン手前でバウンドさせたボールは、上り下り曲がり、ピンそば1メートルへ。強風が吹く中で、慎重にパットを沈めてイーグルとした。

通算3アンダーでトップ10圏内も見えてきた。「明日はしっかりアンダーパーで回りたい」と期していた、最終日でさらに上位を狙う。

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