国内女子ゴルフツアー、NEC軽井沢72で昨年大会優勝の小祝さくら(24=ニトリ)が、同じ98年度生まれ「黄金世代」の海外での活躍に刺激を受け、連覇に挑む。

開幕前日の11日、会場の長野・軽井沢72GCで行われたプロアマ戦に参加。ディフェンディングチャンピオンながら、昨年は悪天候で27ホールに短縮されていただけに「3日間プレーして優勝したい気持ちはある。(今年も)天気は怪しいけど、いい天気の中でプレーできるといいなと思います」と、連覇への意気込みを語った。

前週は地元北海道で、実家から通って北海道meijiカップに出場して9位だった。同大会と並行して英国で行われていたメジャー、AIG全英女子オープンは帰宅後に観戦していたという。その中で同い年の渋野日向子が3位、畑岡奈紗が7位と活躍。特に2人に対しては、テレビ越しで応援していたといい「優勝はできなかったですけど、あの難しそうなコースで上位でプレーしていて、私も頑張らないと、って思いました」と、今大会に向けた意気込みにつながっているという。「ちょっと曲げると木があるので、ティーショットが大事」と、連覇のイメージをふくらませている様子だった。