第2ラウンドが終了し、ともに2位から出て初優勝を目指す、岩井千怜(ちさと)と吉本ひかるが、通算10アンダー、134で並んで首位に立った。双子の姉・明愛(あきえ)と昨年6月に同時にプロテストに合格した岩井千は5バーディー。98年度生まれ「黄金世代」の吉本は1ボギー、吉本は4バーディー、ボギーなしで、そろって68と4つ伸ばした。

1打差の9アンダー、3位には、ともにツアー2勝の堀琴音と吉田優利が並んだ。7アンダーの5位には勝みなみ、永峰咲希、永井花奈、鶴岡果恋、内田ことこ、全美貞(韓国)の6人。上田桃子や首位から出た石井理緒ら10人が、6アンダーの11位で追う混戦となっている。

昨年大会優勝の小祝さくらは1アンダーの60位、ホステスプロで、熱中症による2戦前の途中棄権から復帰した安田祐香は2オーバーの84位で予選落ちとなった。昨季賞金女王の稲見萌寧は、インコースから出て前半の2番パー5終了後、11ホールを終えた後に棄権した。