プロの試合で初競演となった渋野姉妹は、姉の日向子(23=サントリー)が3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの73で回り、1オーバーで14位。妹でプロの試合に初出場の暉璃子(きりこ、19=明大2年)は1バーディー、4ボギーの75で3オーバーとして24位と、ともにオーバーパーでの第1ラウンドとなった。

ホールアウト後の一問一答は以下の通り。

-第1ラウンドを振り返って

渋野日向子(以下、姉) 「途中まではなんとか我慢できたんですが、最後が良くなかったので残念です」。

渋野暉璃子(以下、妹) 「ずっとパットの距離感が合わなくて、チャンスをものにできなかったのが悔しいです」。

-コースコンディションは?

姉 「良かったと思います」。

-最終18番のダブルボギーの悔しさは大きかった?

姉 「今日なにも忘れた、最後で(笑い)」。

-それまで良いショットもあり、しぶとくパーセーブもあった中での最後の場面ですが

姉 「そうですね、残念です(笑い)」。

-セカンドショットも自分の中で気持ち悪かった?

姉 「いやー、18番だけ練ラン(練習ラウンド)できていなくて、全然距離感が分からなくて。とりあえず、あの方向は大丈夫だろうと思ったところが全然ダメでした。練習ラウンドは大事だと思いました(笑い)」。

-妹とのペアリングが楽しみと言っていたが

姉 「めっちゃ楽しかったです」。

妹 「楽しかったです」。

-お姉さんのプレーを見て、どう感じたか?

妹 「普段と変わらなかったです(笑い)」。

-昨日(17日)は30ヤードくらい置いていかれると話していたが、飛距離や、初めてのプロの試合に出ているのを見て、お姉さんとしてはどう思った?

姉 「ほんとにいつもと変わらない感じだったし、個人的にはドライバー2回勝てて良かったです。でも、あまり緊張しないタイプだから、普通にいつも通りという感じでした」。

-初めてのプロの試合はどうだった?

妹 「お客さんがいるのは、気になるかなと思っていたんですけど、あまり気にならなかったです。普段通りプレーできました」。

-なかなかバーディーがなく耐える展開だったが

妹 「パターがやばすぎて、微妙な距離のパーパットが何回もあったので、それを拾えていたのは、バーディーより良かったかなと思います」。

-普段から強気なタッチ?

妹 「普段から強いです」。

-ショットは良かったのでは?

妹 「そうですね。練習ラウンドの時より、ドライバーの感触が良くて、あまりアイアンも。(前日まで)ちょっと曲がっていたんですけど、今日は真っすぐ行ってくれて」。

姉 「パーオン率高かったもんね」。

-お姉さんの妹の評価は

姉 「完璧でしょ。ようやったわ、ホンマに、ハハハッ。とりあえず1日目、クリア」。

-スコアはお姉さんが2打勝った

姉 「スコアはどうでもいいので。ドライバーで2回勝ったからね。そこが大事! (前日17日に話していた妹に)『負けないように』っていうのはスコアじゃなくて『ドライバーで』。そうです!(笑い)」。