渋野日向子(23=サントリー)は、5バーディー、5ボギーの71で回り、89位と出遅れた。

スタートの1番パー4でティーショットを右の木の根元に打ち込みボギー発進。それでも、続く2番パー5でグリーン手前の花道からチップインバーディーを奪いバウンスバック。3番パー3でもティーショットをピン手前5メートルにつけ、これを決めて連続バーディーで1アンダーと伸ばした。4番パー4では1メートルのパーパットを外しイーブン。6番パー3では、ティーショットをピン右3メートルにつけ3つ目のバーディー。さらに9番パー4では第2打をピン左奥1メートルにつけバーディー。ショットの乱れに苦しみながら前半を2アンダーで折り返した。

後半に入ると、11番パー3でボギーをたたき、続く12番パー4ではティーショットが左ラフの木の下。グリーンをねらった第2打が木にはね返り、第3打もグリーン左バンカーにつかまり連続ボギー。続く13番もボギーで、3ホールで1オーバーまで落とした。それでも最終18番では、第3打をピン1・5メートルに寄せスコアをイーブンに戻すバーディーで締めくくった。

プレー終了後は「今日はティーショットが散らばっていたので、木に当たる場面も多かったし、ねらえない場面も多かったので、すごい残念な1日だったと思います」と振り返った。

特に前半は、出入りの激しい内容に「スタートホールからダメダメなスタートで、そのあとラッキーなバーディーがあって、ちゃんとしたバーディーも取れて、デコボコな感じだったので、まとまりのない1日だったし、そんな中で2アンダーで回れたのは、自分の中でもビックリ」と話した。

後半については「距離感が合わないなかで、取りあえず1番大きなミスをしないようにということを大前提に考えながらクラブを持ちました」と説明した。

予選通過がかかる第2日へ向け「本当にビッグスコアを出さんと通れないと思うので、フェアウエーもそこまで転がらないと思うし、長い番手を持つと思うので、しっかり攻めていけるように頑張りたい」と話していた。

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