首位から出た笹生優花(21=フリー)は6バーディー、ノーボギーの65で回ったものの、通算13アンダーで首位と1打差の2位に後退した。

前半の3番パー4で、ロングパットを決めるバーディーで勢いに乗った。7番パー5では、グリーン手前バンカーからの第3打をピン奥2・5メートルに寄せ2つ目のバーディー。9番パー4では第2打をピン右1・5メートルにつけて3つ目のバーディー。前半を33で折り返した。

後半も勢いは衰えず、11番パー3ではグリーン手前バンカーからの第2打が直接ピンに当たるショットでパーセーブ。続く12番パー4では左ラフからの第2打をピン30センチにつけるスーパーショットで4つ目のバーディー。15番パー3では、ティーショットがグリーン奥のラフにオーバーしたが、そこからチップインバーディー。最終18番パー5では、ティーショットを310ヤード飛ばし2オン。イーグルパットはわずかにカップにけられたが楽々バーディーで13アンダーまで伸ばし、首位は1イーグル、8バーディーの61をマークしたアッタヤー・ティティクル(タイ)で、1打差の2位につけた。

プレー後、笹生は「ショットも安定していたし、パターも入ってくれたので、楽しくラウンドできて良かった」と振り返った。2日連続のノーボギーにも「大きなミスがないので、いいアプローチをしてパターを入れてパーセーブできた」と話した。21年の全米女子オープン以来のツアー2勝目へ「まずは楽しんで、やることをしっかりできればと思っています」といつも通りのコメントに決意を込めた。

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