8月の全米女子アマ選手権で、日本人37年ぶり2人目の優勝を飾った馬場咲希(17=代々木高2年)は、追い上げも届かず2位に終わった。

2日間競技で首位と2打差の3位から出て、6バーディー、1ボギーと5つ伸ばすベストスコア67で回り、通算9アンダー、135。首位から出て68で回り、10アンダーに伸ばした叶結衣に1打及ばなかった。宮里藍さんとのラウンドという、優勝者の特典は得られなかったが、来年の国内女子ツアー、宮里藍サントリー・レディースの予選会出場権を獲得した。

ホールアウト後は「ショットも悪くなくて、バーディーチャンスをつくることができましたけど、その後のパターが入らなくて、もっとバーディーが取れたなと思います」と、伸ばしきれなかったという自己評価だった。宮里藍さんには23日から連日、教えを受けており「今回学んだことをすぐに実践したら手応えがあったので、来週もそんな感じで迷わずにいきたいです」と力説。国内メジャーの日本女子オープン(29日開幕、千葉・紫CCすみれC)での予選通過、さらには上位進出を目指していく。