女子ゴルフの国内メジャー、日本女子オープンに出場する西郷真央(20=島津製作所)が、開幕2日前の27日、会場の千葉・紫CCすみれCで行われたプロアマ戦に出場した。前週はオープンウイークにあて、今大会に向けて調整してきた。現在は年間女王争いで2位。前週には、首位の山下美夢有が優勝し、差を広げられた形となったが「自分の調子を上げていけるかが大事になってくると思う。人がどうとかよりも自分の調子を上げていきたい」と力説した。

5月のブリヂストン・レディースで今季5勝目を挙げたが、その後、この4カ月は優勝から遠ざかっている。その中で迎える今大会は「(国内)メジャー大会で優勝したい気持ちが強いので、そこを1番の目標にして、年間の女王に関しては結果的に取れたらラッキーというぐらいの気持ちです。そこを目指してやると集中できない部分もあるので、最終的な結果でそこはあまり考えずに1試合1試合頑張りたい」と、これまで以上に集中して臨む決意だ。予選ラウンド2日間は、昨年大会優勝の勝みなみ、8月の全米女子アマチュア選手権で日本人37年ぶり2人目の優勝を果たした、代々木高2年の馬場咲希と回る注目組となった。