プロ9年目で元シード保持者の新海美優(26=城島高原GC)が、6バーディーを量産して69をマーク、通算3アンダーの8位に浮上した。「パットがよく決まってくれた。でも、ショットが難しいラインにつくことが多かったですかね」と好スコアの要因を説明しつつ、反省が口を突いた。

マネジメントを徹底したい。16番パー3のボギー。左サイドに切られたピンに対し、第1打は左バンカーへ。つまり“ショートサイド”にグリーンを外した。

「ああいうことをやってたら、上にいけません」。若手の台頭が顕著だ。「若い子は勢いもあるし、レベルも上がっている。私たち、中堅は経験とマネジメントで戦わないと。2日間でバーディーを11個も取れているのに、この位置(3アンダー)はちょっとダメですね」。残り2日。ミスを最小限に抑え、優勝戦線をうかがう。