8月の全米女子アマチュア選手権で、日本人37年ぶり2人目の優勝を果たした馬場咲希(17=代々木高2年)は、前半9ホールを1バーディー、ボギーなしの35で回り、1アンダーで後半に突入した。前半終了時点で5位。4アンダーで首位の小祝さくら、森田遥と3打差につけている。

スタート前の1番パー4のティーイングエリアでは、全米女子アマ優勝の快挙を祝して表彰式が行われた。37年前に日本人で初めて同選手権を制した、主催の日本ゴルフ協会(JGA)理事の服部道子から、記念品を受け取った。その後、初出場の国内メジャーで、記念すべき最初の一打をフェアウエーへ。第2打地点に移動する間には、女性グループから「咲希ちゃん、おめでとう!」と声援を受け、満面の笑みを見せながら会釈した。昨年大会優勝の勝みなみ、今季5勝の西郷真央と同組という注目組でも堂々とプレー。1番から6ホール連続でパーを並べると、7番パー5でバーディーを先行させた。上位発進を狙える位置で折り返した。