首位と3打差の4位から出た木村彩子(26=富山常備薬)が、通算2アンダー、142でホールアウトし、単独首位に立った。午前スタートで2バーディー、2ボギーの72。ホールアウト時点では3位だったが、スコアを落とす選手が相次ぎ、最終組が前半9ホールを終えた時点では、単独首位まで浮上した。

この日は伸ばせなかったが、しぶとく粘って落とさず、イーブンパーで回りきった。11ホールを終えた時点では、第1ラウンドの貯金を使い果たす形で、通算イーブンパーまで落とした。だが後半の4番パー5で8ヤードからチップインで伸ばし、6番パー3はティーショットを1メートルにつけて2つ目のバーディーを奪った。

前日29日の第1ラウンドは、アウトスタートの最終組で回り、ホールアウトしたころには日が落ちており、サスペンデッド寸前だった。この日は午前8時6分スタートと早かっただけに「昨日は終わったらすぐに帰って、効率よく過ごして睡眠時間をつくりました。(前夜の午後)9時半ぐらいに寝て(この日の午前)4時45分ぐらいに起きました。練習も大事ですが、この暑さもあるので睡眠は大事」と、体力面も暑さも厳しくなる後半で伸ばす、この日のスコアにつなげた。

今季は念願のツアー初優勝を飾ったが、国内メジャーは「やっぱり名誉ある試合。メジャーチャンピオンという名前もカッコイイし、複数年シードをもらえるのも大きい」と、さらに勝ちたい思いは強いという。「こういう(難しい)セッティングだと、頭を使っていけるので割と好きです。飛ばし屋有利じゃないので」。この日も6番でバーディーを奪ったように、持ち味は精度の高いショット。我慢比べの展開を歓迎していた。