8月の全米女子アマチュア選手権で、日本人37年ぶり2人目の優勝を果たした馬場咲希(17=代々木高2年)がアマチュア最上位を確定させ、ローアマに輝いた。10位から出て3バーディー、4ボギーの73と1つ落として回り、通算5オーバー、293。ホールアウト時点で11位となっている。

すでに馬場を上回るスコアでホールアウトしている選手がいるため、優勝の可能性はない。それでもアマチュア勢では最後にスタートし、ホールアウト前までアマチュア最高位だった8オーバーの神谷そらを上回った。これにより、すでに明言している来年受験のプロテストは1次、2次を免除。例年11月に行われる、最終テストからの受験となる資格を得た。

前半は1番パー4でボギー発進した。ティーショットを左の深いラフに入れ、第2打はフェアウエーに出すだけ。第3打を2メートルにつけたが、パーパットを決めきれなかった。それでも3番パー4で、フェアウエーから第2打を1メートル足らずにつけ、最初のバーディーを奪った。だが8番パー3でボギーを先行させ、1つ落として折り返した。後半は粘って2バーディー、2ボギーで回り、最終18番パー5をバーディーで締めた。