渋野日向子(23=サントリー)は3バーディー、4ボギーの1オーバー、73で首位に9打差71位と出遅れた。

出だし10番で3パット、11番でガードバンカーから寄せきれず2連続ボギー。12、15、7番のパー4はいずれも第1打でフェアウエーをとらえ、第2打を3メートル前後のチャンスにつけてバーディーを奪ったが、3番でボギー、最終9番はグリーンエッジから8ヤードのアプローチを3メートルオーバー、パーパットを外してスコアをまとめきれなかった。

渋野は「途中でなんとか盛り返したのに、締めが悪くて悔しい。最初の3パットとか悪い流れでスタートして、すごくいらだちがあった。徐々に振れてきて、飛んでいる場面があったし、何とかしたかった。後半は荒れてしまって、簡単なアプローチをボギーにしてしまったり、残念です」とコメントした。

今季は米ツアー出場19戦中、シェブロン選手権、AIG全英女子オープンのメジャー2試合を含む4試合でトップ10がありながら、予選落ち9回、途中棄権1回と成績の振れ幅が大きい。この日はショットは全体的に大きなミスが少なく、ショートゲームでスコアを落とした部分が多かった。またパー5でバーディーがなかったこともあり「残念」という言葉を何度も口にした。