渋野日向子(24=サントリー)はパープレーの72で通算3アンダーとスコアを伸ばせず、首位と3打差10位スタートから8打差17位に後退した。

多くのギャラリーを引き連れて、3ボギー先行後、3バーディーで取り返した。「それは良かったですけど、その後にチャンスをつけてもパットを決められず…。あんまりいいプレーが出来ず、私も下を向くことが多くて(ギャラリーに)申し訳なかったです」と1日を振り返った。

米ツアーも含めた自身の今季最終戦。「ショット、アプローチ、パットと修正点は多い」という。それでも「右に行くことが多かった。もう少しつかまった球が打ちたい」というドライバーショットは弾道の高さを増し、最終18番でナイスパーにつなげたアプローチなども精度がアップ。地力が上がっている手応えはある。

残り2日。「内容は大切にしたいけど、やはり攻めたい。だからパー5で2オンを狙おうとマン振りもするし、ラフからのショットも積極的に狙ってます。後はずっと言い続けている“ウエッジの縦距離”。今日もチャンスにつける機会が少なかったし、明日はもっとチャンスにつけたい」と前向きに話した。