国内メジャーを含む今季2勝の川崎春花(19=村田製作所)が、名実ともに昨年プロテスト合格の94期生21人のトップに立った。首位で出て4バーディー、2ボギーの70と2つ伸ばし、通算7アンダー、137。2位の永嶋花音を1打差で退け、逃げ切った。「人生で1度きりの特別な新人戦で優勝できて、すごくうれしい。来季はメルセデス・ランキング1位が目標」と今季15位から年間女王へ、2年目の飛躍を思い描いた。

一時は後続に4打差をつけ、独走した。だが14番を落とすと、18番パー4は第2打を池に入れて4オン。外せば永嶋とプレーオフという、2メートルのボギーパットを決め、出世頭が同期に貫禄勝ちした。来季は「メジャーも挑戦したい」と、海外での活躍も見据えた。新人でもう1人の優勝経験者、尾関彩美悠は12位だった。

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