高木暢仁(石川・緑中2年)が終盤の3連続バーディーなどで68をマークし、前半トップの武田紘汰(徳島・藍住東中3年)を1打差で逆転し、1位で西日本決勝大会(3月25、26日、滋賀GC)に進んだ。

「目標は4アンダーだったんでちょうどいいんですけど、もったいないボギーがあって、もっと伸ばせたかなとも思います」と振り返った。

1番で2メートルを入れてスタートし、前半は1アンダー。後半、12番で上から7メートルの下りのバーディーパットを決めた。14番で3パットのボギーがあったが、15番から快進撃。第2打を1メートルにつけ、続く16番では第2打で30センチにつけてバーディー。17番パー5では第1打を左ラフ、第2打を右ラフ、第3打も6メートルと寄せきれなかったが、これを決めて3連続バーディー。一気にトップに立った。

「後半はリラックスできてよかった。関西・東海予選にエントリーしようとしたらいっぱいで取れず、こっちに来ました。金沢からお父さんが5時間運転してきた」という。来たかいがあった。決勝大会に向けては「滋賀GCは行ったことがあるけど苦手です。知らないうちにスコアが落ちていく。今日のようなゴルフができるように、調子を落とさないようにしたい」と話した。