安孫子大祐(栃木・作新学院2年)が1アンダー71で回り、栗原遥大(埼玉栄高2年)と並んだが、18番からのカウントバックで上位となり、1位で東日本決勝大会(4月15、16日、茨城・美浦GC)に進んだ。

1番でティーショットを左に曲げてフェアウエーに出し、第3打を100ヤード残したが、これが直接入るバーディーの幸先いいスタート。続く2番で3メートルを入れる連続バーディーを奪った。「今日はけっこうバーディーが取れたんですけど、もったいないボギーも多かった」と振り返るように、その後2ボギーでイーブンに戻り、8、9番連続バーディーでまた2アンダーとするなど出入りが激しかった。後半11番でいったん3アンダーにしたが、12番で池に入れてダブルボギー、15番ボギーでまたイーブンに逆戻り。最終18番で2メートルを決めて何とかアンダーパーにした。

今大会は4回目の挑戦。去年はここで予選落ちしている。「レベルの高い試合なんで、今回は何とか美浦で世界ジュニアに挑戦したい」と意気込む。決勝大会では「美浦はそうバーディーが取れるコースではないので、アプローチとパターでしのいでパーを重ねて行きたい」と話した。