国内女子ツアー第4戦アクサ・レディース(宮崎・UMKCC)開幕前日の23日、上田桃子(36=ZOZO)が大会への意気込みを口にした。

前週の第3戦、Tポイント×ENEOSトーナメントでは、最大8打差をつけながらもまさかの逆転負けを喫した。その悔しさは「WBCを見て忘れました」。

野球の国際大会で世界一に輝いた日本代表から刺激を受けた様子。「大谷選手は言うまでもなくアスリートのかがみのようで、不可能があるのかなと思うぐらい」と賞賛した。

チームの精神的支柱としてけん引したダルビッシュについては「打たれても表情ひとつ変わらない姿が、予選リーグから印象的だった」。準決勝でサヨナラ打を放った村上は、同じ熊本出身。「大事なところで打って、やっぱりスターだな」とうなずいた。

「ゴルフをしているけど、あらためてチームスポーツっていいなと思った。野球ってすごいなと感動した」。侍ジャパンの奮闘ぶりを自身の力に変え、あらためて頂点を目指す。