笹生優花（21＝フリー）がアルバトロスの勢いに乗って、日本勢最上位の15位に浮上した。アルバトロスに加え5バーディー、2ボギーの66の好スコア。通算8アンダーとし、48位からジャンプアップして決勝ラウンド進出を決めた。

アルバトロス達成は2番パー5。フェアウエーからの第2打はピン手前に着弾。バウンド後に転がっていき、直接カップに吸い込まれていった。グリーンに近づき、同伴競技者から「入っているよ」と言われて、一瞬驚いた表情に。両手を少し挙げて笑顔で喜んだ。

「ショットは良かったので、グリーンに乗っているかなという感じだったんですけど。近くに行って、オーバーしたか右バンカーに入ったかと思ったんですけど。グリーンに球がないのに何で拍手しているんだろう、って思ったんですけど。うれしかったです」と振り返った。アルバトロスは「初めてです。ゴルフ人生で取れたらラッキー、と思えるくらい難しいと思う。思い出になるんじゃないかな」と話した。

今季米ツアーでは初戦20位、2戦目6位といいスタートを切った。「やることをしっかりやって、あとから結果がついてくればと。今日もアルバトロスがあったから、このスコアが出たと思う。まだまだ練習することもたくさんある。すごく調子が上がってきたという風には思えないかな」。快挙にも冷静さは失わなかった。

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