あなうれし。桜咲くゴルフコースに、今年も珍客が現れた。

第2ラウンドの熱戦に誘われたかのように、2匹のニホンアナグマが15番、16番ホール周辺に乱入。1匹はすぐに山へと戻ったものの、もう1匹はさっそうとした足取りでコースを疾走した。さらにはグリーン上でくつろぐ姿さえ見せつけた。

大会中にニホンアナグマが姿を見せるのは2年連続。昨年も同じ3月25日で、2匹が1番ティーグラウンド付近で目撃された。

ニホンアナグマは本州、四国、九州などの里山に生息する日本固有種。11月下旬から4月中旬にかけて冬眠することが多いが、温暖地などでは冬ごもりせず周年活動するという。