ツアー通算2勝の川崎春花(20=村田製作所)が10バーディー、1ボギーの大会コースレコード「63」で回り、通算10アンダー、206で、46位から首位に7打差7位に急浮上した。第2ラウンドで岩井千怜がマークした大会記録「64」を1日で更新した。

国内女子ツアー記録にあと1つと迫る7連続バーディーを奪取した。10番インスタートで、前半は3バーディー、ノーボギー。後半の1番パー4から7番パー3まで7連続とバーディーを量産した。これまで11年スタンレー・レディースで諸見里しのぶ、19年富士通レディースで成田美寿々が8連続バーディーを記録している。

前日から腰痛を発症。「朝は棄権を覚悟してラウンドしたら最初の10番でバーディーで。うれしくなって続けようかなと」と明かした。さらに「バーディーが薬ってこういうことだなって思いながら回っていた。『薬以上の特効薬やな』ってキャディーさんと話していました」と振り返った。

最終ラウンドに向けては「まずは完走目標に。それしかないです」と話した。

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