今季初Vを目指す川崎春花(20=村田製作所)が大会コース記録を1日で塗り替え、猛チャージした。裏街道のインから出て、後半の1番パー4から国内女子ツアー記録にあと1つと迫る7連続バーディーを奪取。「こんなにたくさん取れると思ってなかったし、最後(8番で)ボギーで悔いは少し残るんですけど、すごくいいリズムで回れた」と手応えを口にした。

第2ラウンド中に、腰痛が再発。この日は「ゾーンに入っている感覚もなく、腰が痛くて、1ホールずつ積み重ねていくラウンド」だったという。朝の練習は15球にとどめ、パット練習も少しだけ。棄権も考えたそうだが、「最初の10番でバーディーで。うれしくなって続けようかなと。バーディーが薬ってこういうことだなって。『薬以上の特効薬やな』ってキャディーさんと話していた」と振り返った。首位と7打差7位。「まずは完走目標に。それしかないです」と話した。

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