国内男子ゴルフツアー今季メジャー初戦、BMWツアー選手権森ビル杯(茨城・宍戸ヒルズCC)開幕前日の31日、蝉川泰果(22=フリー)が意気込みを語った。

大会自体は今回が初出場だが、会場の宍戸ヒルズCCではアマチュア時代に何度かプレーした。高校1年時には88というスコアをたたいたこともあると明かし、「もう、本当に難しい印象しかない。特にグリーンが難しく感じる」と苦笑いを浮かべた。

短いパットでも横につくと簡単ではないとも強調。「そのショートパットを決め切れる力が大事になってくる」。プロとして臨む今回、成長した姿を示す。

4月の関西オープンでプロ転向初勝利。その後も安定して上位争いを重ね、現在メルメセデス・ランキングと賞金ランキングの両方で首位に立つ。

アマチュアとして制した昨年の日本オープン選手権に続くメジャー2勝目へ。「毎週毎週、勝ちたいという思いで同じようにやっている。まずは予選を通過し、週末に面白い位置で戦えれば」。難コースにも自然体で挑む。