各校5人中上位3人の合計で争われ、早実(東京)が優勝した。合計245ストロークで、2位の埼玉栄に31打差をつけた。上位4校が8月5~6日に栃木・日光市のピートダイGC・VIPコースで行われる「全国中学ゴルフ選手権」団体の部に進んだ。

早実は主将の辛宇振(しん・うじん=3年)が1オーバー73をマークし、チームをけん引した。前半のアウトは上がり8、9番で連続ボギーを打ったが、後半インでは17、18番を連続バーディーフィニッシュ。後半を1アンダー35として、埼玉栄との差を前半の12打差から大きく広げた。今回の関東団体戦について辛は「今年は戦力的に強い感じだったので、優勝を狙っていた」。そして、「ほかの3人も80台で来たので、いい感じだった」と仲間の奮戦をたたえた。

全国大会については、レベルの高い他の地区を念頭に、「入賞を狙う」。最低目標は6位。「できれば3位に食い込みたい」と新たに照準を定めた。

【上位成績】(1)早実(東京)245(辛宇振3年73、加藤健真2年87、藤井海斗2年85、関山蒼2年89、太田裕大3年98)(2)埼玉栄276(3)多古(千葉)292(4)高輪(東京)293

<主催>関東高等学校・中学校ゴルフ連盟、日刊スポーツ新聞社<協賛>住友ゴム工業(ダンロップ)