サントリーとスポンサー契約を結ぶアマチュアの馬場咲希(18=東京・代々木高)は4バーディー、3ボギーの1アンダー71でホールアウトした。

昨年覇者の山下美夢有、渋野日向子と同組で、この日一番のギャラリーを引き連れてのラウンド。「楽しかったです。知ってましたけど良い方でした」と笑顔を見せ、「渋野さんはショットでバーディーチャンスにつけるし、ずっと笑顔なのがすてきでした。こっちまで笑顔になっちゃう。幸せな時間でした。山下さんはティーショットは曲がらないし、きわどい距離も全部決めてた」と収穫も多かった。

5番パー4では、右の林に打ち込むトラブル。「林から打つのはずっと練習してました」とグリーン手前まで運び、アプローチも寄せてパーセーブした。14番の2打目でも前の木が邪魔になったが、球を低く出して花道まで運び、そこからチップインバーディー。歓声を浴び「『おおー』みたいな。林に入った方がバーディー取れるのかなあ」と笑った。

ギャラリーの多さに「興奮しました。楽しかった」と話す一方で、17番では左に打ち込んだティーショットがギャラリーを直撃する場面も。「すごく申し訳ないです。ボールを渡しました。にこにこしてくれてましたが、喜んでいただければ良いんですが」と頭を下げた。

明日に向けて「前回のブリヂストンレディースがホステスで落ちてしまったので、明日はしっかり伸ばして予選を通過したい」と意気込んだ。

カシューナッツを食べる渋野日向子、笑顔の馬場咲希ほか/女子プロ第1日写真特集1

ショットを放ち笑顔を見せながら歩く脇元華ほか/女子プロ第1日写真特集2