各校4人中上位3人の合計で争う団体戦。男子は昨年の覇者埼玉栄が合計パープレー213の3位タイで発進、首位の開志国際(新潟)、千葉黎明との2打差逆転を狙う。女子は連覇を狙う明秀学園日立(茨城)が1打差の首位。大会は9日に最終日を行い、上位の男子14校と女子10校が全国選手権団体の部(8月5~6日、栃木・サンヒルズCC)に進む。

明秀学園日立は主将の平尾遙香(3年)が1アンダー71でチームをけん引した。「ほかの3人は2年生なので、自分が引っ張るつもり」としながらも、「頼りがいのある後輩」とチーム力を強調する。昨年は第1日首位の共立女二に3打差3位からの逆転で4大会ぶり2度目の優勝を飾った。今回は共立女二に1打差首位で最終日を迎え、逆に追われる立場。平尾は「負けず嫌いが多く、メンタルには強いチームなので、明日も耐えて、そのまま優勝したい」と連覇を誓った。