首位と3打差の6位から出た米沢蓮(24=ティ・エム・プラテック)が6バーディーノーボギーで連日の66。通算12アンダー、132で2位に浮上した。
インからスタートし、12番から3連続バーディー。後半に入っても1番を4メートル、6番を2メートル、9番を5メートルにつけ、バーディーを積み重ねた。「素直にスコアは満足をしていますし、課題であったパッティングが、最近数試合良いので自信を持って打っていけますし、厳しいパットを入れながら流れをつかむ事ができているのかなと思います」と振り返った。
1学年下の中島啓太、蝉川泰果、平田憲聖らがツアーを引っ張る活躍を見せているが、米沢は「負けられない気持ちは当然ある」としつつ、「ここから先自分がどういうゴルフができるのか、素直に楽しみな部分はありますね」と自身の成長に期待している。
初優勝を見据える位置で週末を迎える。「これだけ伸ばしているとスコアも読めないし、多くバーディーを取っていく事しか考えられないですね。逆にスコアが読めない分、目の前の一打に集中できるということもあると思います。ドライバーを打たない、打つなら打つで、悩みながら打つことがないように残り2日間全力でやれれば」と自然体で挑む。