開催コースの小野東洋GC所属の渡部光洋(51=小野東洋GC)が3バーディー3ボギーの72で回り、通算3アンダー141。46位となり、2年連続で予選を通過した。

予選通過を目標にスタートするも、3番でボギーが先行。7番をチップインバーディーで取り返したが、8番をボギー、9番でまた取り返すという波のあるラウンドとなった。「グダグダです。昨日と全然違いますね。フェアウエーにいかへん、グリーン乗らへん、みたいな感じでした」。それでも、後半も1バーディー1ボギー。難しいパーパットを沈め、「変なパーパットばっかり入って」と苦笑した。

主戦場はシニアツアーで、前週の日本シニアオープンは10位。疲労回復の秘訣(ひけつ)は「睡眠」と言い、「ヤクルト1000」を愛飲している。この日は「飲み過ぎました。ヤクルトね。ヤクルトが効きすぎて寝過ぎました。朝から腰が痛いです」と笑い飛ばした。

昨年の決勝ラウンドは「73」「72」とアンダーをマークできなかった。「とりあえずアンダーで回れるように。去年オーバーしたので」。ベテランが週末を盛り上げる。